新型コロナウィルス対策の情報が各所に散逸しているので、もっぱら備忘を目的としてGoogleスプレッドシートで一覧化しました。
新型コロナウィルス対策(Googleスプレッドシート)
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1MFZuPfrbkr–HOYlnJfW4YFlVYkOHEd1YkTPKXamEZs/edit#gid=0
内容順次追加予定です。 どなたでもコメントできますので、追加情報や改善のご意見などをお送りいただければ幸いです。
2020.05.02追記
特別定額給付金(一律10万円給付) を追加
2020.04.23追記
業態転換支援(新型コロナウイルス感染症緊急対策)事業 を追加
2020.04.13追記
経済産業省 中小・小規模事業者等を対象に資金繰り支援及び持続化給付金 直通番号を変更
新型コロナウイルス感染症特別貸付(国民生活事業・中小企業事業)を追加
2020.04.09追記
国税庁 在庫酒類の持ち帰り用販売等をしたい料飲店等の方へ(期限付酒類小売業免許の付与について)を追加
2020.04.08追記
中小・小規模事業者等を対象に資金繰り支援及び持続化給付金に関する相談 を追加
開示関連の対策を追加
東証 新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえた対応方針について
法務省 定時株主総会の開催について
金融庁 新型コロナウイルス感染症の影響による金融機関等の報告の提出期限について
2020.04.07追記
助成金 に 新型コロナウイルス感染症に係る時間外労働等改善助成金(テレワークコース、職場意識改善コース)の特例的なコース を追加
生活福祉資金貸付制度及び特例を追加
2020.04.05追記
参考 に 新型コロナウイルス 支援情報まとめ Money Forward を追加
新型コロナウイルス感染症:拡大防止活動基金 を追加
猶予・延長 に申告所得税、贈与税及び個人事業者の消費税の申告・納付期限の柔軟な取扱い を追加
2020.04.04追記
問い合わせ先電話番号や検索URLを追加
当事務所でも各種ご相談を承ります。お問い合わせはこちらへ
新型コロナウィルスへの対応は依然として予断を許さない状況が続いています。この状況に鑑み、助成金・税務上の対応について以下サイトでまとめられていますので以下ご紹介します。
経済産業省
https://www.meti.go.jp/covid-19/pdf/pamphlet.pdf
https://www.meti.go.jp/covid-19/index.html#00
新型コロナ対応ポータルとしてあらゆる情報がまとまっています。こまめにチェックしてみましょう。
国税庁
http://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/kansensho/index.htm
(3/30 18:00追記)
厚生労働省 働く方と経営者の皆さまへ
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html#hatarakukata
助成金の対応等をご検討される場合はお早めに窓口へご相談ください。事業者の皆様が一日も早く元の環境に復帰できることを祈念しております。
当事務所でも各種ご相談を承ります(状況に鑑み、ご相談はオンラインミーティングを前提とさせていただきます) 。お問い合わせはこちらへ
「海外資産投資と国際税務」。サブタイトルは「富裕層が知っておくべき」。個人的にも懇意にさせていただいている永峰潤・三島浩光両先生の共著になります。
(略)こうしたグローバルスタンダードともいえる資産運用を実践するに当たっても、今の時代は信頼できる専門家とタッグを組むのが良作となっているのです。そこで、その一助としていただくために、これまで私達が培ってきた知見の一部をわかりやすく紹介するために本書を執筆いたしました。
このような前書きで始まる本書は、主として富裕層を対象とした資産防衛の考え方について解説しています。
序章 近年、増え続ける海外への資産移転と税制の関係
第1章 海外資産を取得する際に知っておきたいポイント
第2章 海外資産を保有中に知っておきたいポイント
第3章 海外資産を処分する際に知っておきたいポイント
第4章 海外資産を相続する際に知っておきたいポイント
第5章 アメリカの税制概要
第6章 ハワイ、シンガポール、スイスの資産基礎知識
このような目次で、実務経験に裏打ちされた記述が多く、楽しく読み進められます。
日本国内に関していえば、国財財産調書の作成にはじまり資産の取得・保有・処分・相続という場面に際してさまざまな規制の網がかけられつつあり、今後その流れは全世界的に不可逆なものであることが理解できます。特に処分については方法を間違えると本来負う必要のないデメリットが生まれてしまう可能性もありさまざまな前提知識が必要になります。(詳細は本書にて)
本書を概観して思うのは、まとまった資産を保有する(もしくは保有しつつある)層にとっては今年来年といった短いスパンでなく5-10年単位で財産をどう管理するべきか(したいのか)といった長期方針が必要になっていくであろうこと、究極的には「自分の人生に財産をどう生かしていくのか」という羅針盤が必要になっていく時代なのではないかという点です。自分自身も富裕層のお客様と仕事で関わることが多いですが、小手先の節税術ではなく財産をどう守りそして生かしていくのかお客様と一緒に向き合うための動機付けになる、そんな一冊でした。
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前回好評につき、経理業務におけるAIやデータ分析の活用について登壇機会を頂戴しました。2月18日開催の「経理業務におけるテレワーク導入の実際」と併せ、ご興味持っていただければ幸いです。よろしくお願い申し上げます。
開催概要:
一般社団法人 企業研究会セミナー
タイトル:
AIを活用し経理業務を「データサイエンス業務」に変革するためのポイントと実務
~経理人材が今後目指すべき方向性を提示~
日時:
2020年04月02日 木 13:30~16:30
URL:
https://form.bri.or.jp/public/seminar/view/2146
※当事務所へのお問い合わせはこちら
https://ssl.form-mailer.jp/fms/e5d2273b248067
新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
2019年はラグビーワールドカップ2019日本大会が国内各地で開催され、大変な盛り上がりを見せました。個人的にはRWC観戦にひきずられて本業がおろそかになりがちなところをなんとか恙なく終わることができ、また社外役員として関与しているフリー株式会社が株式公開を果たすなど、大きな転換を迎える一年でもありました。
2020年も、さらに混沌としたビジネス環境の中で企業の大小を問わずすべての業種・業態で引き続き激しい競争に晒されていくと思われます。時代が変革していく流れを確実にフォローして、お客様の事業価値を更に高めていくための戦略パートナーとしてサービスをご提供できるよう、メンバー一丸となって今年も邁進して参ります。何卒よろしくお願い申し上げます。
クインテット・マネジメント・パートナーズ 原幹公認会計士事務所
代表 公認会計士・税理士・公認情報システム監査人(CISA)
原 幹
お問い合わせはこちらまで
2020年(令和02年)12月までの税務カレンダー(Googleカレンダー形式)を更新しましたのでお知らせします。
PC/スマホ/タブレット等でご利用ください。更新内容は以下のとおりです。
基本的に毎年同じイベントですが、休日による変動が少し入るのでそのあたりを調整しています。
表示イメージは以下のとおりです。項目をクリックすると詳細が表示されます。カレンダー右下の「+」ボタンを押して、ご自分のカレンダーに追加することもできます。ご利用は自己責任にてお願いいたします。
(Google Chromeを推奨。環境によっては見えないことがあります)
以上、本年最後の投稿になります。
2019年もお世話になりました。来年も良い一年でありますように。
当事務所へのお問い合わせはこちらまで。カレンダーへのご要望もお待ちしております。
「会計人コース」2020年1月臨時増刊号「税理士試験 みんなの合格体験記」に
特別企画1
対談 税理士の役割は新たなステージへ
―AI時代に勝ち残るための知識とスキル
freee株式会社CEO 佐々木大輔 × 公認会計士・税理士 原 幹
と題した対談を掲載いただきました。
AIが今後普及されると予想されるなか、会計人として生き残るために何をすべきか、対談を通じてお伝えできればと思います。ご一読いただければ幸甚です。
freeeの佐々木さんとは普段あまりしない話をしたので、個人的に新鮮な内容の対談になりました。
公式サイト
本記事へのご意見・ご感想はこちらへ
https://ssl.form-mailer.jp/fms/e5d2273b248067
前回好評につき、経理業務におけるテレワークの実践について登壇します。ご参加いただければ幸いです。よろしくお願い申し上げます。
開催概要:
一般社団法人 企業研究会セミナー
タイトル:
経理業務におけるテレワーク導入の実際
~これから導入するために知りたいテレワークの利点とリスク~
日時:
2020年02月18日(火) 13:30~16:30
URL:
https://form.bri.or.jp/public/seminar/view/1198
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2016年頃より注目度を集めている「ESG」(Environment/Social/Governance)および「SDG」(Sustainable Development Goals, 持続可能な開発目標)についてコンパクトにまとめた一冊です。
1990年代のCSRブームから続く流れとして昨今のESG/SDGsが位置付けられるわけですが、一過性のブームでなく2030年までゴール設定がなされた大きな流れになっている点、日本におけるESG/SDGs対応の波や事例についてまとめられています。
身近なところでガバナンスに関するところでは、「非財務目標の設定」と「ESGやSDGsに対する経営陣のコミット」がホットトピックとして解説されます。コーポレート・ガバナンス・コード(CGコード)が2018年の改定で「社会・環境問題に関する事項(ESG要素)」を加味したことで、ESG/SDGsを投資家も企業も意識せざるを得ない状況になっています。また経営陣のコミットの例として「社外取締役の選任」「役員報酬へのESG/SDGs要素の組込み」があり、オムロンの例(取締役報酬制度にサステナビリティ評価を連動させる制度)が挙げられています。
いずれにしても「売上」「利益」を唯一の目標にすることなく、社会や環境という面でも事業目標を考えなければいけない時代になっており、あと10年以上(2030年まで)はその流れが続くということのようです。社会課題ということに対して自分たちが何ができるか、身近なところから考えるきっかけを作れればと思います。
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「会計はモノづくりの夢を実現する力です」という冒頭のメッセージを皮切りに、主に製造業向けの会計の活用法を書いた一冊です。著者の方は大手メーカー出身で公認会計士資格を取得、現在は事業会社の経営改善を行なっているというキャリアのようです。
本書は「Planの部」「 Doの部 」「Seeの部」と分かれており、それぞれの章で計画・コストマネージメント・業績評価といった観点から身につけたい会計知識を説明しています。
「利益計画を立てなさいと言われた時に読む章」では、CVP分析の基本から始まり、利益計画を考えるにあたり押さえたい知識をコンパクトにまとめています。「稼ぐ力の管理」という著者独自の視点が盛り込まれており、容易に理解できるようになっています。
「設備投資を計画しなさいと言われた時に読む章」では、NPV/IRR/WACCといった基本的な考え方をベースに、プロジェクトの価値をどのように算出するかを解説します。
終章の「 IoTの時代になるだろうと言われたときの読む章」では「 Price」「Cost」「Volume 」の観点から今後どのような経営をしていくべきか、著者の提言が述べられています。この章は個人的に興味深く読みました。
全体として製造業出身の著者の経験を踏まえ、教科書的な内容からより実践的な説明を試みる箇所が多く、読者の理解に役立つと思われます。数式なども最小限で平易なものばかりなので、気軽に読めますのでおすすめです。