さて、年が明けて確定申告シーズンに突入しました。
今年のスケジュールは
納付の場合は平成27年2月16日(月)から3月16日(月)まで
還付の場合は平成27年1月1日(月)から5年間
の間で受け付けています。期限に間に合うよう早めに準備を進めたいものです。
さて現段階でタブレット端末で確定申告がどこまで可能なのか、という話なのですが、よこかんさんのこんなツイートが流れてきましたので反応します。
タブレット端末で確定申告書等作成コーナーをご利用の方へ → https://t.co/SrVHKdnGuH ・タブレットでは所得税の申告書のみ作成可(贈与税・消費税・決算書は作成NG) ・申告は「紙で印刷+郵送」のみ(e-Tax送信はNG)
— よこかん (@kan_yokota) January 14, 2015
(以下引用)
タブレット端末では、パソコンで利用可能なe-Taxによる申告や入力データの保存などの一部の機能をご利用になれません。次の注意事項をお読みいただいた上で、確定申告書等作成コーナーをご利用ください。 なお、確定申告書等作成コーナーの画面は、パソコンで利用する画面と表現を統一しているため、ご利用になれない機能(e-Taxによる申告など)の説明が記載されていることがありますが、タブレット端末ではご利用になれませんのでご注意ください。
(引用おわり)
現状では「紙に印刷&郵送」を前提にしたフローなので、タブレット端末での申告は現実的ではないということでしょうか。確定申告書作成コーナーでも個人別データはローカル保存が前提なので、タブレット環境に対応という点で当局も苦慮しているのかもしれません。
当事務所でも決算・申告はデジタルデータ&e-Tax・eLTAXというフローになるべく落とし込んでおりますが、まだまだタブレットに移行とはいかず、PC環境を前提にしたオペレーションになっております。原紙証憑を全廃することもできません。
仮に申告までは難しいとしても、記帳・決算の作業であればはタブレット「のみ」でできそうではあるので、試行錯誤を進めております。現状ではまだまだ過渡期といった状況。
H27年の税制改正大綱では紙証憑のデジタル化についても動きがありそうなので、来年度から本格的な普及につながることを期待したいと思います。