所得税確定申告の〆切が近づいてまいりました。
今年から年末調整や確定申告にもマイナンバー情報が必要になったため、マイナンバー情報の提出や収集のやりとりがすっかり風物詩となりました。マイナンバー情報の提出には
のいずれかが必要になります。
納税をはじめとしてさまざまな行政手続に活用できるので、マイナンバーカードを作っておくのもそれなりにメリットがあると思い私もようやくマイナンバーカードを作りました。結論から書くととてもとても面倒でした。
マイナンバーカードの交付手続はこちらに書いてあります
https://www.kojinbango-card.go.jp/kofushinse/
通知カードが各世帯に届いているとして、具体的には以下の手順で進みます。
写真つきマイナンバーカードを受け取るのに本人がそこにいてさらに写真付き本人確認情報を提示するとか、何かのコントかと思うやりとりでしたが担当者の方は真面目に作業に取り組んでますので文句も言えません。
暗証番号もなぜか4つも作らされます。
1.2.3.は同じ番号でもよいそうですが、なぜ最初から1つにしないのでしょうか。それに4桁の番号はともかく、長い英数文字列をその場で考えろというのも不親切です。(私もその場でPCを起動してパスワードジェネレーター使おうかとも思いましたが、面倒なので適当に考えたランダム文字列にしました)
また、カード表面には電子証明書の有効期限や臓器提供意思を自分で追記できるようになっているのですが、この文字が小さすぎて読めません。近くの文字が読めなくなる若者以外が罹患する謎の病(まわりくどい)がどんどん進行している私からすると、読ませないようにするためではないかと疑いたくなるような仕様。これも無理矢理盛り込んでいるとしか思えない。
とにかく早くマイナンバーカードを手元に届けようとか、利用者の利便性を考えようという考えは棚上げされて、ひたすら手続を煩雑にしてマイナンバーカードを作る気をなくそうという意図すら感じられるフローでした。このようなやり方では普及はまだまだ先になりそうで、制度そのものも中長期的に維持できるのかどうか疑問ですが今後どうなってしまうのでしょうか。
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https://ssl.form-mailer.jp/fms/e5d2273b248067
(余談)
ちなみに現地を後にして数分後に
「いまここに俺がこなかったか!?」
と銭形警部風に言ってみようかと頭をよぎったのですが、さすがに大人げないのでやめました。
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