e-Taxが改善されても電子申告は普及しないのか

月曜日 , 28, 5月 2018 e-Taxが改善されても電子申告は普及しないのか はコメントを受け付けていません。

e-Taxによる申告手続が、来年からより便利になるようです。

 

平成 31 年1月から e-Tax の利用手続が より便利になります – 国税庁

https://www.nta.go.jp/publication/pamph/pdf/kojin_e-tax_riyou2.pdf

【平成31年1月開始】e-Tax利用の簡便化に向けて準備を進めています

http://www.e-tax.nta.go.jp/topics/topics_290510_kanbenka.htm

具体的には、以下の方式のいずれかによる申告が可能になります。

  • マイナンバーカード方式
    • 従前 事前に税務署長に届出を提出。e-Tax用のID・パスワードを取得。申告時にID・パスワードを入力(ICカードリーダ/ライタが必要)
    • 今後 「事前に税務署長への届出」「e-Tax用のID・パスワードの取得」「申告時のID・パスワードの入力」を省略可能
  • ID・パスワード方式(マイナンバーカード及びICカードリーダ/ライタのない場合) ※新設
    • 厳格な本人確認(税務署における職員との対面など)のうえ、税務署でID・パスワードをその場で発行。申告時にID・パスワードを入力(ICカードリーダ/ライタ不要)

もっともID・パスワード方式はあくまで暫定対応のようで、原則はマイナンバーカード方式になります。

電子申告普及に向けて当局もがんばったと思いますが、多少なり注文をつけるならば以下のように考えます。

  • ICカードリーダ/ライタがネックになる点は変わらないので、マイナンバーカードと一緒にICカードリーダ/ライタを無償配付するぐらいにならないか
  • 税務署に行かないとID・パスワード発行されないのはハードル高いので、事前申込や発行も可にして税務署では本人確認のみにならないか

なにより、これだけマイナンバーカードが普及していない現状では上記の改善は限定的な効果しか見られないと思われます。これは税務当局の責任ではないかもしれませんが、マイナンバー通知カード「だけ」(本人確認手続が必要になりますが)で手続が進むように制度設計してしまい、そのように運用されているのがすべての失敗の原因と言えるでしょう。マイナンバーカードなしには手続が進まないぐらいに推進してもよかったように今にすると悔やまれます。ともあれ、電子申告が簡便な手続で完了する世の中になるのはまだまだ先のようです。

 

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