最近の体験談になりますが、業務で日常的に使っているDropboxのトラブルで、ローカルファイルが勝手に二重にコピーされるという現象が起きてしまい、復旧に少々時間をとられました。(現在は解消済み。原因はDropbox以外のところにありました)
クラウドサービスに普段の生活や仕事でどっぷり依存している分、トラブルに陥ったときに業務に支障が出ないよう、事前に対策を講じておく必要があります。当事務所もいつのまにかさまざまなクラウドサービスをを業務で日常的に使うようになりましたが、さまざまなトラブル経験を経てサービスとの付き合い方を慎重に検討するようになっています。
現在、業務で主に使っているクラウドサービスは以下のとおりです。
少々多い気がしますが、こちらの都合で相手に特定のサービスを使うことを強要できないので、なるべく間口を広くしてあらゆるケースに対応できるようにしています。会計事務所業務の場合、クライアントに合わせてあらゆる会計ソフトを使える環境が必要になることが多いのですが、クラウドサービスについても同じようなことが言えそうです。
以前は自前で運用していた作業をクラウドサービスに頼るようになってきていますが、乗り換えるかどうかは以下の単純な式で判断するようにしています(結果として、メールサーバやネームサーバの自前運用はだいぶ昔に取り止めました)。
自前運用するコスト>クラウドサービスを利用するコスト
また、これらのサービスについて、以下の運用ルールを守るようにしています。
これらのうち「特定のサービスに依存しない」という運用ルールは特に重視しています。業務に支障が出ないように、サービスからの独立性とはいわずまでもある程度中立に使い分ける立ち位置が必要に思えます。
今後さらに多くのクラウドサービスが出現してサービス間の連携が図られていくとなると、一ユーザーとしてもそれらのサービスとの距離感をうまく考えておく必要がありそうです。
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