リモートワーク vs 経理業務

金曜日 , 31, 8月 2018 リモートワーク vs 経理業務 はコメントを受け付けていません。

現在進めている仕事で、主に上場企業での経理業務のリモートワーク実施状況について調べています。しかし、経費精算のような現場からの申請と承認は普及していても、経理業務そのものがリモートワーク主体で運用されている事例はあまり見ることがありません。(あるとは思いますが)

よく話題になる営業・企画・開発業務のリモートワークと異なり、経理業務はリモートワークと親和性が低いと思われる点がいくつかあります。少し考えつくだけでも

  • 会計仕訳をとりまく複雑な判断を要する作業がリモートワークにあまり向いていない
  • リモートワークによる達成度評価を客観的に行いにくい(入力した仕訳の数だけでは評価できない)
  • 機密性の高いデータを扱うため、外出先や自宅で作業をすること自体がなじまない
  • 全社的な観点で記録される会計データは、分散管理より集中管理が相性がよさそう

といった点があります。特に会計データがこれまで集中管理されてきた歴史を踏まえると会計記録の分散管理という思考そのものがなじめないのかもしれません。もっともこれまでオンプレミスで管理されていた会計データが10年単位の時間を経て普通にクラウド上で取り回されるようになった状況を考えると、さらに常識は変化していきオペレーションの設計次第では経理業務の分散管理も容易に実現できるようになるのでしょう。

ブロックチェーンによる分散管理がなにかと話題ですが、個人的には現段階で総勘定元帳をとりまく会計記録にブロックチェーンが当てはまる気がしません。ブロックチェーンによる分散台帳が広く普及したとして、それらをどう運用するかというルール作りはさらに時間を要するでしょうし、実務の現場では試行錯誤が続く気がしております。

 

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